仏教、禅から本質を見る心の知恵を学ぶ

「仏教」と「禅」は、2500年前にお釈迦さまが追い求めた「いかに自然に生きるか」という「知恵」。

西欧文明の進んできた方向は、自然を人間の世界から排除し、自然にはないものをたくさん作り出す「反自然」。その「反自然」的な現代文明の中に、人間自身が住めなくなってきています。子供が育たない、大人の自殺やうつ病が増えているというのは、そういうことなのです。

 

仏教とは、端的にいえば、いかに人間が「自然」に生きるかということを、2500年前に、お釈迦さまが追い求めた「知恵」です。

仏教に「神」は存在しません。「神」のストーリーを無条件で信じなくていいのです。自然の中に、人間が生まれて死んでゆく、そのことをただただみつめて、たどり着いた知恵は、世の中の有様を冷徹の見通していて、2500年後の21世紀の現代にも、すこしも古くなっていません。

むしろ、人間社会の変化があまりにも加速して、何が正しいのか見えなくなっている現代だからこそ、変化を見通す仏の知恵が生きてくると感じます。

 

中でも「禅」はシャカが説いた教えの根本をさがして、それ以外のものを全部そぎ落としたもの。

ただひたすら、何ごとにもとらわれない、惑いのない、心の自由を持つこと、自由に生きること、そして、物事の「本質」を、理屈ではなく「心」でとらえることを教えている。

 

21世紀という変化のスピードが猛烈に速い時代においては、世の中の大きな流れや、全体像を、理屈ではなく、自分の「心」でつかむ必要がある。それには、全体を大きく見通すことのできる、大きな「心の知恵」を育てなければならない。

 

まさに「禅」を通じて得られる大きな「心の知恵」こそ、変化の激しい現代を生きるために必要なものだ。

サムライ塾では、「禅」のワークショップ体験を通じて、誰にでも、わかりやすく、身近なものにすることで、自然に生きる「心の知恵」を身に付けることを目指します。